古風味豊かな琉球泡盛「時雨」・「歓」

泡盛ができるまで

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1.原材料 洗米・浸漬

1.原材料 洗米・浸漬
原料米を蒸米機に入れていきます。
蒸米機に、750kgの米を入れる事ができ、洗米・浸漬・蒸し・黒麹菌の種付けまでの工程を行う事ができます。

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2.蒸し

2.蒸し
洗米・浸漬した米をムラなく蒸していきます。

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3.黒麹菌の種付け

3.黒麹菌の種付け
蒸した米を冷却し、「黒麹菌」を混ぜます。

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4.製麹

4.製麹
米全体に黒麹菌を混ぜたら、蒸米機から取り出し、約2日間寝かせます。
米を寝かせることで、最初は白かった米が黒っぽく変色し、米麹が出来ます。

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5.仕込み

5.仕込み
米麹をタンクに移し、酵母と水を加えて、約2週間アルコール発酵させます。

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6.蒸溜

6.蒸溜
熟成させたもろみを蒸溜タンクに移し、単式蒸留器で蒸溜します。こうして、泡盛の原酒が誕生します。

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7.貯蔵・熟成

7.貯蔵・熟成
誕生した泡盛の原酒は、貯蔵タンクやカメに貯蔵し熟成させます。こうして、古風味豊かな味わいの泡盛へと変化します。
黒麹菌

【Column コラム!】琉球泡盛の定義

お酒のアルコールは酵母によって作られます。麹が米のでんぷんを分解してブドウ糖に変え、酵母がブドウ糖を食べてアルコール発酵ができるようにする働きをします。 酵母が作る香気成分や味成分は、酵母の種類によって異なりますので、使用する酵母によってお酒の香りや味が変わります。

黒麹菌
黒麹菌

【Column コラム!】琉球泡盛の定義

黒麹の源流、タイ米へのこだわり

黄麹や白麹が使われる日本酒や焼酎に対し、泡盛に使われるのは100%黒麹菌(くろこうじきん)のみ。
また、タイ米を原料とするのも泡盛の大きな特徴といえます。
黒麹を使って原料のタイ米を米麹にし、それに水と酵母を加えてもろみにして2週間ほど発酵させるシンプルな工程は「全麹仕込み」と呼ばれ、これも泡盛独特のものです。
また、泡盛のもろみの蒸溜は、原料の風味をあますところなく蒸留酒に凝縮させる「単式蒸留機」と定められています。

そして、沖縄で製造したものだけを「琉球泡盛」としています。このこだわりの数々が、沖縄が世界に誇る泡盛独特の味わいや香りにつながっています。


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